TOEICの勉強法~パート5短文穴埋め問題はここをおさえる~

TOEICの勉強法~パート5短文穴埋め問題はここをおさえる~

語彙問題をどうクリアするか

パート5は全部で30問ありますが、新形式前は40問でした。おおよそですが、4割が熟語やコロケーションを含む語彙問題で、残り6割が文法問題です。しかし回によっては半分以上が熟語やコロケーションを含む語彙問題の場合もあります。普段から仕事でビジネス系の英文に触れていないかぎり、語彙問題でハイスコアを取るのは難しいです。ここでの語彙問題というものは、「適切な意味の動詞を選ぶ問題」や「適切な意味の副詞を選ぶ問題」などを含みます。特に、ハイスコアを狙う人が語彙問題を単語本だけで攻略しよう、あるいは市販の問題集だけ攻略しようとすることには無理があります。語彙問題には頻繁に出されるものもありますが、たった一度きりのものもあります。

毎回TOEICを受験して研究を重ねなければ、今どのような語彙が出ているのかわからず、たとえ毎回受験して分析をしていたとしても、過去に出題された語彙を取り上げることはできても、次に出ないかもしれない語彙問題を問題集の作成者は取り上げにくいからです。パート5の語彙問題を完璧に取りたい人は、ひたすらビジネス系の英文を読むしかないのです。特に最近は「ビジネスでよく使われる語彙や熟語、コロケーション(どの単語との単語がつくかという語の組み合わせ)を問う問題が増えている」ということを意識して取り組みましょう。では、パート5対策を問題集で練習する必要はないのかというと、そうではありません。パート5の6割前後は文法問題です。この文法問題は、出題パターンさえ覚えれば確実に取れます。また文法問題の9割ぐらいは過去に出された問題が将来的にも出るので、パート5の6割を占める文法問題では確実にスコアを取らなければなりません。

品詞問題を攻略する

パート5の6割前後を試練る文法問題の中の約3分の1は品詞問題です。品詞問題とは、名詞、形容詞、副詞、どれが正解かを選ぶ問題ですが、名詞と形容詞の問題は比較的簡単なので大半の方が解けると思います。間違えやすいのは副詞の問題で、難しい問題になると感覚で解いている方が多いです。感覚で解くのではなく、きちんと理論を理解し、さらに練習を重ね、1問も間違えないようにしましょう。ほかには、動詞関連の問題、代名詞、前置詞、接続詞、関係代名詞、分詞、完了形、比較級、分詞構文の問題が出題されます。主語と動詞の一致の問題は、出題されてはいますが、以前に比べると出題頻度が下がりました。このように、時間の経過とともに出題問題にも変遷があるため、古い問題集や実際の出題とずれている問題集を使っていると、なかなかスコアに反映されません。最近のパート5で何が出ているのかを知るには、「新形式公式問題集」ほか、「新公式問題集(vol.1は古いため、今の傾向と異なるパートもありますが、パート5は使えます)」に収録されている模擬テスト14回文を使って、パート5の文法問題だけを拾い、「どの問題が何問出ているか」を数え上げていくといいでしょう。7冊で14回文の模試を分析すれば、何が頻出問題か、何が時々出る問題かなどがわかります。その中でも、特に出題頻度の高いものや14回分の模試すべてにでているものは要注意です。

問題集で何度も練習する

分析が終われば、出題頻度の高い問題を別の問題集で拾って完全に解けるようになるまで練習します。「出題頻度の高い品詞の問題だけ」「動詞関連の問題だけ」など選んでノートにコピーなどを張り付けるもいいでしょうし、自分が弱い分野、たとえば関係代名詞や分詞の問題だけを選んでノートに張りつけてもいいでしょう。ノートに貼るのが面倒であればクリップで留めるだけ、あるいは解く問題に印をつけるだけでもいいと思います。TOEICは変化しています。改変前とでは言うまでもなく、改変後、この2~3年だけでも出題内容は大きく変わってきています。「仮定法」の問題のようにあまり出なくなったもの、「主語と動詞の一致」の問題のように出てはいるけれども頻度が下がっている、かつ出題パターンが変化しているもの、また最近時々出題されるようになった分詞構文のようにその時々で出題に変化があるので、古い問題集は使わないことです。

「新公式問題集(vol.1~vol.6)」や「新形式公式問題集」の6冊はあくまでもガイドラインですので、「新形式公式問題集」等で取り扱われている問題を拾って練習、問題数が足りななくなったら市販の信頼できる問題集で同じ種類の問題を拾って繰り返し練習しましょう。パート5の練習をする際は、新形式公式問題集は出版年度の新しい本→出版年度の古い本の順番で使うといいと思います。繰り返しになりますが、パート5の約4割を占める語彙、熟語、コロケーション問題は、普段からビジネス系の英文を読んでいなければなかなか正解しにくいものになっています。ですから、特にハイスコアを狙う人は、パート5に対する考え方、さらにはパート5の中の語彙問題に対する考え方を変えなければなりません。

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