TOEICの勉強法~勉強の優先順位を考えよう~

TOEICの勉強法~勉強の優先順位を考えよう~

スコアが上がりやすいのはリスニングセクション

全体的な準備の流れ、対策方法がおおよそ理解できたら、次はリスニングセクション、リ-ディングセクションのどちらに重点を置き、それぞれどのくらいのスコアを目指せばいいのかを考えます。TOEICでは、一般的にリスニングセクションのほうがリーディングセクションよりはるかにスコアを上げやすいです。一気に100点上げようと考えるなら、まずは、リスニングセクションに力を注ぐことです。リスニングセクションの方がスコアを上げやすい理由は、TOEICというテストのスコアの出し方にあります。TOEICでは、標準偏差を基本に、さらにイクエイティング(受験者の能力が同じであればいつ受けても一定のスコアになるような統計処理)という方法を使ってスコアが算出されていると言われていますが、ETSは公式には発表しておりません。リスニングセクション、リーディングセクション別々に計算した上で、両セクションのスコアが合算され合計点が出されます。基本が標準偏差ですから両セクションそれぞれは、受験者全体の力が個人のスコアに影響します。大学受験を経験した人が多いせいか、日本人はリーディングセクションでのスコアのばらつきが大きくないようで、一気にスコアを伸ばすのが難しい傾向にあります。しかしリスニングセクションは、苦手な人やTOEICに慣れていない人が多いせいか、スコアのばらつきが大きいようで、2~3週間程度の勉強でも100点くらいであれば簡単に上がります。逆に、もともとリスニングが得意な人はTOEIC用の勉強をしないで受けても大丈夫と思って準備が不十分なせいか、最初は思うようにスコアが取れないことが多いです。低い、高い、とのスコアの層でも、的を射た学習方法できちんと時間をかけなければリスニングセクションのスコアは驚くほど上がります。

リスニングセクション攻略の鍵はパート3

リスニングセクションでのスコアアップの鍵を握るのがパート3です。そしてこのパート3ができれば、パート4もできます。パート3とパート4を合わせれば60問あります。100問中60問ですから、このパートの攻略は最も重要です。パート3もパート4も設問文と選択肢の先読みが必須です。設問文と選択肢を確実に1題ずつ先読みしていく、そのリズムを60問を通し崩さないことです。先読みにはリ-ディング力が大木関係します。ですから、パート3、パート4の練習と同時にリーディング力も高めなければなりません。

リーディングセクションはどうすればいいか

一般的にはリスニングセクションのほうがスコアを出しやすいので、リスニングセクションからのスタートをお勧めします。しかし、リスニングセクションに比べてリーディングセクションのほうが100点以上低い人やリーディングセクションの苦手意識が強いという人は、リーディングセクションから挑戦しても構わないと思います。文法がよく理解できない、英文を読むのが苦手という人は、リスニングセクションでの大幅なスコアアップは難しいのです。リーディングセクションはパート5、パート6、パート7に分かれていますが、パート5とパート6は、基本的には同じ問題です。したがって、まずはパート5を勉強しましょう。パート5ができるようになれば、パート6はある程度できます。パート5の中でも出題のほぼ6割を占める文法問題から始めるといいでしょう。残りは熟語を含む語彙やコロケーションを問う問題ですが、最近はビジネスがからみの語彙も増えているため、知らないと解けません。一方、文法問題は出される問題のポイントを理解し、練習を繰り返せば確実に取れるのです。どのようなカテゴリーの文法が、それぞれどのくらいの割合で出題されているのかを分析すれば、効率よくスコアを上げることができます。文法問題から始めて、同時進行で徐々に語彙を覚え、されにハイスコアを狙う人はビジネス関係の語彙を覚えるようにしてください。出題される文法のポイントがわかれば、理解できない箇所は参考書(「Forest」「桐原書店」や「ロイヤル英文法」「旺文社」がお薦めです)を読んで理解を深めます。

パート7対策は念入りに

パート5対策が終われば、あるいは時間があればパート5と同時に始めて構いませんが、次にはパート7の読解の攻略方法を研究します。この2~3年、特にパート7の読解問題は難しくなっています。ダブルパッセージでは2つの英文を読んで問題を解かなければならないので、解答するのに時間がかかりますが、シンブルパッセージでも中盤以降は問題文が長くなり、答えを探すのに時間がかかる設問も増え、800点保持者でも時間内に全問解ききれないない人も少なくありません。最近はビジネスで使われるような表も出題されることがあり、仕事でそのような表を見慣れている人にとっては簡単です。また、クロスリファレンス問題(2か所から情報を取る問題)では、知能テストのような問題も出題されています。このような問題では、英語力とは別の、関連情報を早く探し出す力が求められます。パート7の読解問題は改変前に比べて時間がかかるだけれなく、問題量も控えていて、中身も複雑になっているため、解き方のコツの習得に加え、短時間に大量の英文を要領よく読みこなす力も必要になってきます。

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