TOEICの勉強法~ほかの英語資格とTOEICは別物と考えよう~

TOEICの勉強法~ほかの英語資格とTOEICは別物と考えよう~

TOEICならではの方法がある

TOEIC勉強を進めるにあたって、TOEICも英検も英会話も、と欲張っている人が少なからずいます。TOEICは、年々内容も単語もビジネス関連のものにシフトしていますし、リスニングセッションでスコアを出そうと思えば設問文と選択肢の先読みも必要です。また、パ-ト5での出題語彙も英検とは異なり、シンプルな英会話では使われなくても済む、少しフォーマルナなビジネス語彙の出題も増えています。パート7の読解問題も英文量が多く、要領だけでは時間内に最後まで解ききれません。TOEIC用の勉強をしないで高いスコアを出すことは難しくなっています。すでにかなり英語力のある人は別として、そうでない人は「英語」という大きな枠組みの中で、自分はTOEICをやりたいのか、それとも英検なのか、英会話を学びたいのか、ライティング力をつけたいのかなど、よく考えて優先順位を決めましょう。同じ英語だからあれもこれも一緒にできるはずと考えている人がいますが、そういう人は結局、TOEICでスコアが出ないのはなぜか?と悩むことになる場合が多いです。テストには目的があり、その目的に沿って問題が作成されているので、テストごとに合った勉強をしなければなりません。また、英会話の勉強とTOEIC用の勉強では、ベースとなる部分では重複もあったりしますが、あえて例えるなら、税理士と公認会計士の勉強を同時にしているようなもので、時間ばかりがかかってなかなかスコアに結びつきません。相応のレベルに到達するまでは、優先順位に沿ってひとつずつ攻略するのが得策です。特にビジネスパーソンの場合、使える時間が限られているので、その時間の中で短期集中でTOEICに特化した勉強をしなければ、短期間で大幅なスコアアップは望めません。

テスト全体の分析が大事

優先順位の一番をTOEICに決めたら、最初にしなければならないことは、TOEICというテストの分析です。この分析が非常に重要です。「勉強を始める前に情報収集をして、テストを分析をしなかったせいだ」と言うのは簡単ですが、英語力が高くない限り、どの情報が正しいのか、との本がいいのかの判断も難しいです。それだけTOEICについてはネットにある情報も含め玉石混交(ぎょくせきこんごう)のものがちまたにあふれているのです。新形式に移行してからも毎年問題傾向は変化しています。従って、やみくもに、または手当たり次第に問題集を解いても、問題の傾向が変わっていれば、想定していた内容とずれることになります。そのような場合、いくら勉強してもスコアアップにつながりにくいのは当然です。ビジネスと同じで、2年前には適正な情報も今ではすでに古い情報になっている場合もあるので、情報の真偽を見極めることが重要です。見極めのポイントは、新しい情報で、信頼できる人が発信しているものかどうかです。

戦略を立てる

最初はTOEIC全体についての分析から始めます。たとえば、リスニング、リーディング、各パートで何割かずつ取れれば目標スコアに到達しますが、あるいはそれぞれの人の強みは違うわけですから、どのパートに力を入れると自分にとってスコアが出しやすいか、それにはどのパートをどのような方法でどのよくらい勉強しなければいけないのかを研究しましょう。また、個人の得意、不得意にかかわらず誰にとってもスコアを上げやすいパートもあります。目標スコアを早く出すためにはそういったパートを勉強することが非常に重要です。繰り返しになりますが、TOEICは、ETSというアメリカのテスト政策期間によって作成されております。ETSとはTOEFLやGRE、GMATなどの留学の審査基準となるテストを作成している大きな団体です。アメリカで作成してるため、アメリカでのテスト作成の概念が基準です。そのためテストには特徴があります。テスト作成の考え方が違うため、日本のテストにはあまりないのでが、「トリック問題」も含まれていますので、そのトリックにどう対処するのかも研究しなければなりません。

「新公式問題集」の存在を忘れずに

問題集ではETSが出版している「新公式問題集」がベストです。改変以降の問題を扱った新形式公式問題集が出版されています。「新形式公式問題集」に始まり、「新形式公式問題集」に終わるといっても過言ではないほど、この問題集での勉強は重要です。ただ残念なことに、この「新公式問題集」には問題と簡単な解説しかありません。ですから全体的な攻略、各セクション、各パートでどのように戦略を立てればいいのかなどは書かれていませんし、問題の解説も短いので、特にスコアが高くない人が、突然「新公式問題集」から始めるのは少しだけ無理があります。まずはほかの戦略本から始めるといいでしょう。

解答の問題配分が大事

リスニングセクションは音声とともに進行するため時間配分の概念は大事ではありません。一方、リーディングセクションは問題量が多く、時間何問題を解き終えなければハイスコアにつながりません。テスト終了時に、10門以上残して適当にマークをしている状態ではスコアを上げるのは難しいです。時間内に最後まで解き終えるためには、各パートの時間配分をどうすればいいのか、その時間内に問題を解くにはどのような戦略を立てればいいのかを研究しましょう。理想的な時間配分は、パート5に15分、パート6に6分、パート7に54分です。54分のうち、シングルパッケージが34分で、ダブルパッセージが20分です。各パートを時間内に終えるためには「粗く解いて最後まで行く」という概念が重要です。

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