通訳案内士になるには?

通訳案内士になるには?

友人とプロの違い

友人や仕事関係の外国人を観光地に案内し、とても喜んでもらったという経験があったからと言って、自分はすぐに通訳案内士として働く自身があるとは早計です。友人、知人として好意から外国人を案内する場合と、プロのガイドとして報酬をもらい案内する場合とでは状況も震源関係も全く異なります。もし友人としてなら、たとえ説明が不十分でも、尋ねられた質問に答えられなくても、行く場所がみつからず貴重な時間を無駄してても、笑って済まされるかもしれません。しかし、お金に値するだけのものを期待してプロの通訳案内士を雇った外国人に、そのようなことは通用しません。笑ってごまかすことなど許されることではありません。

外国人の目線

通訳案内士になるための受験勉強の合間に、日常、目に写る様々な事業を外国人の目線で見られると面白いし必ず役に立ちます。日本時には当たり前でなんでもないこと、気にもとめたこともないことでも、外国人の目には新鮮に写ったり奇妙に思えたりするようです。外国人はいろいろな情報を事前に集めてから来日します。ところが、実際自分の目で日本を見てみると、インターネットなどには書かれていなかったことに出会い、いろいろな質問が湧いてくるようです。一歩下がって外国人の目線で日本を客観的に見る癖をつけることをお勧めします。今、自分が見ているものは外国人の目にはどう写るだろうか。もし外交人に聞かれたらどのように説明しようかなど、自問自答する習慣をつけると勉強になります。

情報収集

インターネットはもちろんですが、新聞も情報の宝庫です。様々な統計、現代社会の問題点、その背景、新しい建造物、若者気質、地方の話題など毎日たくさんの情報が掲載されています。外国人にそれらをすべて説明する必要はないかもしれませんが、プロである以上尋ねられたら答えなくては困ります。テレビの歴史ドラマも役立ちます。日本歴史の大きな流れや登場人物のエピソードなどを知ることができますし、通訳案内士の目で見ると同じドラマも一味違って楽しむことができます。時間のある時には、自分の街や近郊で「話題」となっているホットな場所を検索するのも役立ちます。例えば、最近の大都市の建築ラッシュには目を見張るものがあります。例え東京に住んでいても迷子になりかねません。ショッピング街を探索したり、安くてきれいなレストランを見つけることも仕事のうてです。また、テレビで伝統芸能や日本の物事・事象に関るる特集を見たり、博物館や美術館で日本の美術、工芸、文化財などの展示を見に行ったりしてみたらどうでしょうか?そこうするうちに、ある分野に興味をもつかもしれません。自分の得意分野ができれば仕事で説明するにも奥深さが加わります。通訳案内士はいつどんな仕事が入るかわかりませんし、いつどんな質問をされるかわからないので、いろいろなことに興味を持ちながら日常生活を送ることも大切です。

日本再発見の旅

通訳案内士という仕事は、自分にとっても「日本再発見の旅」と言えます。外国人に日本を紹介するためには、自分自身がまず日本に関心や興味を持って欲しいと思います。日本は小さな国ですが、自然も豊かで四季があり、日本固有の文化と伝統をもった歴史ある国です。日本を自身と誇りをもって世界の人々に広く紹介するめたに、是非、通訳案内士の国家試験に挑戦してみてください。

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