通訳案内士の難易度は?

1.通訳案内士の難易度は?

通訳案内士試験の難易度、合格率は、年度や言語によっても大きく変わりますが、数ある資格の中でも、難関の部類に入るといっても過言はありません。では、どういった変遷を経てきたのでしょうか。

通訳案内士試験制度の移り変わり

通訳ガイド(通訳案内士)試験は1949年から実施されており、当時は通訳案内業試験という名称で、当初の試験は英語のみでした。現在では10カ国語(英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語)の試験が行われています。長らくは運輸省(現・国土交通省)が試験を実施しておりましたが、現在は国際観光振興機構(JNTO:日本政府観光局)が代行をしており、試験事務運営業務を一部㈱JTBコミュニケーションデザインが通訳案内士試験を請け負っております。試験方式も経年変化しており、2003年度までは、第1次・第2次・第3次試験までに分かれていましたが、2004年度から第1次試験(午前中は外国語試験、午後は日本語による筆記試験―日本地理、日本歴史、産業・経済、政治および文化に関する一般常識)と第2次試験は口述試験となりました。この時から英語、日本地理、日本歴史、一般常識はマークシート方式に変わりました。

2.通訳案内士試験の全体像

概要

通訳案内士試験は、語学では唯一の国家試験です。医師、弁護士が国家試験に合格しないと仕事ができないのと同じように、通訳案内士法の規定により、報酬を得て外国人に付き添い、外国語を用いて旅行に関する案内をする業を営もうとする者は、この試験に合格した後に、登録申請書を居住地の都道府県知事に提出して、登録を受けることになります。試験は、年齢、性別、学歴に関係なく、誰でも受けることができます。語学力を測る他の試験と通訳案内士試験の違いは、通訳案内士に適した人材を選ぶ目的で行われる試験だという点です。外国語で日本を案内するに足る英語力はもちろんのこと、日本の地理歴史や産業、経済、政治および文化についての知識があるか、また、民間外交官として適切な人物であるかどうかという点からもからも合否が判断されるため、出題方式も「通訳案内の実務に沿った内容、レベルの問題を出題する。」となっています。

試験場所

例年、以下の都市で行われております。
・ 第1次試験(筆記試験)
札幌市、仙台市、東京近郊、名古屋市、大阪近郊、広島市、福岡市、福岡市、沖縄県、ソウル市(韓国語のみ)、台北市(中国語のみ)、その他準会場(その年によるので、各自確認)
・ 第2次試験(口述試験)
英語、中国語、韓国語の受験者→東京近郊、大阪近郊、福岡市
英語、中国語、韓国語以外の受験者→東京近郊

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