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SPECIAL REPORT
AI新局面

仕事を奪うとばかり恐れられてきた人工知能AIが
新たにつくり出す可能性と、それでも残る脅威

5年前、シリコンバレーの片隅で人知れず産声を上げた会社がある。その名は「オーピタル・インサイト」。創業者はNASAに15年勤め、火星探査機のソフトウエアを開発したジェームス・クロフォード。退職し、グーグルブックスに在籍していたときのこと、イーロン・マスクのスペースXをはじめとする新興企業の参入で人工衛星の打ち上げ・製造コストが劇的に下がっていく傾向に気付き、これは新しい商機だと確信した。これから人工衛星の数はどんどん増え、地上へ送ってくるデータや画像もぐんと増える。そうしたデータを収集し、解析すれば有益な情報が得られるはずだ―。そこでクロフォードが開発したのは、世界中のトウモロコシ畑の画像を収集し、作物の生育状況から収量を予測するシステムだ。予想どおり、これには商品先物のトレーダーたちが飛び付いた。それから2年、オービタル社は既に7000万ドルもの資金を調達できた。全ては人工知能(AI)のおかげだ。「15年に初めてコンピューターが人間の認識能力を上回った」とクロフォードは説明する。(後略)

テクノロジー AIが人間に雇用を取り戻す日
■情報 正しく理解するための基礎知識
インタビュー 「AIを制するのは中国だ」
製薬 難病の治療薬もデータが見つける
音楽 AIロックスターがやってくる
課題 「差別するAI」が生まれる理由
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PERISCOPE
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