「ENGLISH JOURNAL 2018年1月」を購読してみて

1.チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ
2.ロッシェル・カップ
3.Tea Time Talk
4.Quick Chat
5.World News
6.Documentary
7.Mystery Speakers

1.チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ
~変革の力をくれる知性と誠実さ~チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ氏が行うスピーチがスパイスの効いた抜群の味わいがあり評判を呼んでいる。リベラルアーツ教育で名高いウィリアムズ大学で卒業生に、どうせ来賓の祝辞なんて記憶されないんだから気楽にと言って笑わせながら、自分の作品が何度も出版社や雑誌社から送り返されてきた経験を語る。でも書くことは自分の転職で、最初の作品が出版されていたなかったとしてもずっと書き続けていたと思うとアーティストの卵を励ます。幼少期のナイジェリアでは軍事独裁政権下でもあって、不正があったという間に普通になっていくことを目の当たりにしたこと、デモクラシーとは脆弱な制度だから、常に人々によって支えられ、鍛えられなければならないこと、そのために必要なのは社会的不正にはっきりと意見を述べることだと語る。彼女の発言は知的で論理的だけど、ちっとも堅苦しくない。聞き手の心にすっと届いて、現実を変革するパワーを分けてくれる。比類なき誠実さが、その力を与えてくれる。

2.ロッシェル・カップ
~「繊細で豊かな」英語の表現を日本人が学ぶ意義~
ロッシェル・カップ氏は、10年以上前に日本に住んでおり、「日本人の英語はぶっきらぼうで無礼なのではないか」、「そんな日本人に役立つ本を書こうと決心し、ロッシェル氏『英語の品格』の執筆がスタートした。日本人にとって英語はかなり難しい外国語である。そんな難しさの反動から、現在、日本人用英語学習本には、「ぶっきらぼうでもいい、「通じればいい」というのが散見される。しかし、大人同士が話す言葉として、表現が短か過ぎたり、直接的過ぎるのは、教養や品格を欠いた人物というイメージにつながりかねない。英語のネイティブスピーカーは10歳で1万語を知っていると言われているが、日本人の大人で1万語を知っている人はそう多くない。しかし、いくら外国語とは言え、一人の大人としてネイティブとやりあうとき、ネイティブの10歳以下のレベルではやや力不足と言わざるを得ない。アメリカ人からすればネイティブ同様に扱われ、ひとたびその状況下になると容赦はない。一切の甘えも許されないのである。そこで、「通じればOK」という日本人の意識を一歩先に進める本を出版しようとしたという。

以上、1~2の感想でした。(3~7については、割愛します。)

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