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SPECIAL REPORT
習近平の成績表

来秋の党大会を前に中国は再び「政治の季節」へ──
独裁を強める習近平はこの国をどこまで変えたのか

あの男の成績表?そんなもの、今更……と思われるかもしれない。中国の共産党と国家に君臨する習近平については、中国共産党18期中央委員会第6回全体会議(6中全会)が立派な合格点をつけているからだ。先週閉幕した6中全会(そのメンバーには習の敵も多数含まれる)の報告は、習を明確に党指導部の「核心」と位置付けた。これで習の権威と権力基盤が一段と強固になったのは間違いない。しかし、事はそう単純ではない。中国の政治システムは不透明だ。もちろん「核心」の称号は他を圧倒する強力な指導者の地位を確立するものではある。国家主席として前任の胡錦濤は、ライバルの抵抗でこの称号を得られなかった。その前の江沢民は「核心」と呼ばれたが、実態は集団指導体制のトップにすぎず、党の最高意思決定機関である政治局常務委員会の面々と権力をシェアしていた。この先輩2人に比べ、習は巧みに権力基盤を築いてきた。来年秋に開催される19回党大会では最高指導部の入れ替え人事が行われる予定だが、現時点で別格の指導者と認定されたという事実は政治的に大きな強みとなる。ただし、勝利を宣言するのはまだ早いだろう。(後略)

中国 中国の「核心」習近平の成績表
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