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SPECIAL REPORT
オバマはアジアに何を遺したか

中国の海洋進出、前途多難なTPP、北朝鮮の核開発……
オバマが掲げた「アジア重視」戦略は失敗だったのか

ハワイに生まれ、インドネシアで幼少期を過ごしたバラク・オバマが先週、米大統領としては最後となるアジア訪問を終えた。就任当初からアジアへの戦略的「リバランス」を掲げてきたオバマにとって、それは自らレガシー(政治的遺産)を固める旅になるはずだった―が、思惑は外れた。そもそも、この「リバランス」は難産だった。一度は軌道に乗ったかに見えたが、このところはまた暗礁に乗り上げた感がある。これが真にオバマのレガシーとなり得るかどうかは、たぶんに彼の後を継ぐ大統領と、共和党の支配する議会の出方に懸かっている。就任当初のオバマは、世界金融危機と2つの戦争に加え、国内では医療保険制度改革の問題を抱えていて、とてもアジアに目を向ける余裕はなかった。当時のアジア政策の目標は、中国に深く関与すること、その代わり日本との同盟関係を強化すること、北挑戦の問題に対処すること、そして自由貿易協定を見直すことくらいだった。そして、どれもうまくいかなかった。オバマは新しい協力的な世界戦略を望んでいた。中国には戦略的な安全を確約し、アメリカと歩調を合わせて世界の問題に対処するよう促すというシナリオだ。中国の封じ込めは望まないという発言もあった。(後略)

米外交 オバマ、未完のアジア重視戦略
■貿易 「目玉」となるTPP、ギリギリの攻防
Q&A 対中政策のカギは均衡にあり
戦争 オバマ過去の清算、ラオスに残る傷
後継者 再強化でもアジア重視策は終焉の予感

「 独裁者」トランプの危険な思想
米大統領選 「暴言王」が安全保障政策を問う番組で連発した問題発言

Periscope
BRAZIL 感動のパラリンピックとリオの現実
NORTH KOREA 北朝鮮が核弾頭量産化の悪夢
SOUTH AFRICA 南ア与党を揺さぶる「占拠せよ」運動
RUSSIA プーチンが語った後継者の条件は
ITALY 少子化イタリアの子作り広告に非難の嵐
PALESTINE 中東和平仲介は元KGBのよしみ?
GERMANY 極右躍進でもメルケルに敵なし
UNITED STATES トランプは本当に大統領になれるのか
EGYPT 日本の842億円が砂漠に沈む
PHILIPPINES ドゥテルテが進める最弱軍の近代化
UNITED STATES アメリカでアジアでジカ熱が止まらない
SYRIA 米ロ合意でシリアの激戦は終わるのか

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シリア 利害絡み合う中東で利用されるアメリカ
国際政治 プーチンとイランの同床異夢
人権 中国獄中で忘れられる外国人
エコ 地球が古着の山に埋もれる日
中米 環境活動家に迫る脅迫と殺人の包囲網
不法移民 中米の子供たちの末路
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